ヤンバルクイナ(和名:山原水鶏)
ツル目クイナ科ヤンバルクイナ属に分類される鳥類です。
沖縄北部で見られる鳥で、飛べません。
全長は35cmくらいでダンゴムシの王様、ダイオウグソクムシと同じくらいの大きさです。(例えが分かりにくいっ。)
赤い嘴が特徴で、アガチー(沖縄の方言で「せかせか歩く」)などと言われています。
猫や犬、マングースなどによる捕獲により数が激減している、国指定の天然記念物です。
また絶滅危惧IA類で、非常に珍しい鳥です。
沖縄旅行2日目。今回は沖縄県本島の北の方へ攻めてみました。
沖縄の自然を満喫したいのであれば北に行くのをオススメします。名護市周辺は沖縄のありのままの自然を残している所がたくさんあり、何より海が綺麗です。
北部に行く道で”ヤンバルクイナ“に遭遇できるかもしれない道があるとの友達から教えてもらい、バードウォッチングしに行きました。
「隊長!発見しました!左端にいます!」

すみません、剥製です。( ̄□ ̄;)

国頭村の道の駅「ゆいゆい国頭」で見つけた展示物です。
残念ながら野生のヤンバルクイナに遭遇することはできませんでした。ですが、道路には「ヤンバルクイナ注意」「カエル注意」「トカゲ注意」「カメ注意」と様々な危険を示す看板が至る所ありました。
その看板は沖縄県国頭村 沖縄県道2号で見れます。
その近辺には「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」などがあり、ヤンバルクイナの聖地です。
道路は峠道で山深い道ですが、アップダウンはそんなにありませんでした。非常に走りやすい道路でストイックなドライブにはうってつけ(?)な道です。通った私の感想は、
「沖縄感、全然無い、、、」
でした。
しかし、その道を通る場合は野生動物たちに気をつけて運転してくださいね( ̄□ ̄;)
もし通った時、ヤンバルクイナが死んでいたり怪我をしているのを見つけた場合お電話してくださいね。
やんばる野生生物保護センター
電話 0987-50-1025
私たちは今回どちらも見つけられませんでしたが、それはそれでホッとしています。
見つけたら可哀想で見てられません。森で静かにお過ごしくださいね。
実際の所、私は飛べない鳥を見たことがあるのは、
- 鶏
- ダチョウ
- カモ
- ペンギン
くらいですね。ちなみに恐竜は今の鳥のご先祖様に当たるらしいです。
進化の過程で、飛ぶ鳥、飛ばない鳥に別れたんですね。
飛ばない、いや飛べない鳥のメリットは「飛ぶ」などのエネルギーを最小限にして生きているみたいです。
私だったらそれでも飛ぶ方を選んじゃいますね。笑
次回は最北端のお話をしたいと思います。